伝統的なデザインの中に、より快適に演奏するための工夫とより現代の音楽シーンにマッチするサウンドを詰め込んだHISTORY Standardシリーズ。スリムで握りやすく、ローポジションからハイポジションまでの演奏性を考慮した新設計のネックグリップ、ベースの要となる低音域を確保しながらも、ハイポジションへのアクセスを向上させたネックジョイント。そしてプラグインすれば現代的なロックサウンドが得られる新設計ピックアップも搭載しています。明瞭かつ迫力のあるトーンと粒がそろった扱いやすいサウンドは、バンドアンサンブルはもちろんのこと初心者にとってもとても弾きやすい1本です。
ピックアップは、太く甘いサウンドでありながら、アンサンブルでも使いやすいトーンを実現したオリジナルモデル。ポールピースはアルニコ5マグネットを採用し、やや太めのワイヤリングを施したコイルは抵抗値約11kΩに設定しています。
本シリーズでは、HJB-StandardとHPB-Standardのナット幅を38mmで統一。これにより、音色の異なる2本を持ち替えた際に起こるストレスを解消しています。手が小さい方でも抜群に弾きやすく、また汗をかいてもべたつかないグリップ仕上げが快適な演奏性を誇ります。
ベースの要となる低音域を確保しながらも、ハイポジションへのアクセスを向上させるため、ジョイント部分では1弦側を薄く、4弦側を厚く設定。さらにネックとボディが合わさる部分は通常よりも上下に長く取ることで接触面積を増やし、 弦振動を余すことなくボディに伝えます。
フレットは、僅かに円弧状に打ち込まれたC.F.S.(サークル・フレッティング・システム)を採用。フレットと弦との接点が直交することで、確かな音程感と音抜けの良さを実現しました。
ヴィンテージスタイルの国産ペグ GOTOH GB-10を採用。ギアの遊びが少なくカチッとした手ごたえがありチューニングが合わせやすいので、チューニングが苦手という方にもおすすめです。
牛骨ナットは、牛骨が本来持つオイル成分が弦の滑りを良くし、チューニングが安定。適度な硬度を持つため耐久性が高く、さらに耳触りの良いトーンが得られます。
ネックの反りを調節するためのトラスロッドは、その調整口をヘッド(ナット)側に用意。ネックを外す面倒がないため、練習中やステージの合間にも、すぐにネックの調整を行うことが可能です。
ボディ材は、ふくよかな中音域をもたらすアルダーを採用。パッシブベースにとって最も心地よい音域を生み、独特の粘りが厚みのあるベースラインを作り出します。
ボディ | アルダー |
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フィニッシュ | ポリエステル |
ネック | メイプル1P/Uシェイプ |
ネック仕上げ | スムースグリップ |
指板 | ローズウッド |
ネックジョイント | Fast Action Joint Type I |
ペグ | GOTOH GB10 |
ナット/ナット幅 | 牛骨/38mm |
フレット | C.F.S. 20F/DHP (SBB214Type) |
ピックアップ | HISTORY Standard PickUp Type-P4 |
コントロール | 1ボリューム,1トーン |
ブリッジ | J6 |
使用弦 | D’Addario EXL165 Long Scale (045-105) |
スケール | 864mm |
重量 | 4.2kg |
付属品 | ソフトケース、レンチ、保証書 |
保証期間 | 3年 |