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2011年よりCrossover Popsバンドと銘打って音源制作や、ワンマン主体のライブ等活動してきましたが、コロナの影響や子育てによるライフスタイルの変化により自宅での音楽制作・配信が発動のメインに。

ジャズやプログレの影響を採り入れつつも、J-POPを主体としたメロディックな楽曲と、Vocal薫による、弟を亡くした経験や、心理学者ユング作家ヘッセなどから影響を受けた歌詞により構成されています。

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疾走感・都市感のある硬質なリズムに印象的なベースライン、この2つを土台に、夜の都市、カッコ良い系等のテーマでトラックを作っていきました。

Vo薫の歌詞により”雨”の要素が加わり、”降り注ぐ雨の中都市を駆け抜けるような”サビや間奏の混然とした音作りが方向付けられ、楽曲が彩られました。

使用機材

Cakewalk SONAR

TLM103 - LA610mkii - RME UCX

MXR micro amp - TONAX

Vox AC15VR - TLM103 &D112

ALBIT A2BP pro - LA610mkii

Omnisphere 等

BFD2 / BFD player / DrumTree 等

審査員コメント

ミックス、演奏、楽曲、共に素晴らしい仕上がりだと思います。キメのフレーズにキレがあり、ドラムのプログラムも生演奏の熱量に負けない臨場感を演出していて素晴らしいと思います。特に、サックスの演奏は特筆すべき良さを感じます。スピード感とフレージングのアイデアが素晴らしいと思いました。ボーカルの次の主役にこのサックスのプレイを持ってきたのは英断だと思います。ピックアップのフェイマスブレイク的なサックスの入り方は最高でした。次の楽章Bに自然に誘うような最後のフレーズも素晴らしい!最後のソロは特に圧巻ですね。そのまま終わらなかったことに感謝したほどです!FOのタイミングも含めた全体的なプロデュースワークに緻密なものを感じます。とても作りが丁寧です。

では、素晴らしいと思っていることを前提にアドバイスをしていきたいと思います。上記の良い点と比較して、ベースの存在感をもう少し引き上げることで、和声的、リズム的な広がりが出ると思います。中間部の歪んだギターも同じです。これだけ他の部分の完成度が高いと、ちょっとした部分が気になってしまいます。

ベースに関しては音質に改善のポイントがあると思います。音のキャラクターである音色はこれで良いと思いますが、発音のさせ方や弦の選定など、基本的なことを見直してみると存在感が増してくると思います。具体的には基音であるファンダメンタルトーンが弱いように感じました。混ざった時に存在感を発揮する音を目指して、好みに左右されないベースサウンドを目指しましょう。機能性を重視した音作りがベースの基本です。たくさんの楽器を乗せて走るための強力なサウンドを獲得いたしましょう。これは低音が出ているとか高音が効いているといったことを言っているわけではないので、誤解のないようにお願いいたします。それからプレイは、とても良い感じなので、あくまでサウンドのお話です!ベースってその部分が難しいと思います!

是非、これからも頑張ってください!(清水玲)

賞品

Ableton Live 12 Suite(DAWソフトウェア)

beyerdynamic DT 900 PRO X(モニタリングヘッドホン)

Marantz Professional SOUND SHIELD(リフレクションフィルター)